ポンデケージョ [パンの図鑑]

ポンデケージョ
Pao de Queijo

タイプ
リッチ系、天板焼き、食事パン
発酵法など
無発酵
主要穀物
タピオカ粉
主な材料
タピオカ粉、チーズ、水、牛乳、植物油、卵、砂糖
ポンデケージョは南米ブラジルのミナスジェライス州が発祥の地とされるパンで、小麦粉ではなく、キャッサバの根茎から作られるタピオカ粉を使用しています。また、名前の「ポン」の部分はパンを意味し、「ケージョ」の部分はチーズを意味しています。

ポンデケージョの特徴は中にたっぷりと詰まったチーズと表面のパリッとした食感で、噛みしめるとタピオカ粉独特のもっちりとした弾力を感じる事ができます。
一口サイズのちょうどピンポン玉くらいの大きさで発酵を行わずに作るのも大きな特徴です。また、ベーコンやハムなどの肉類を入れる事もあり、ビールやコーヒーなどの飲物とも相性が良いパンです。
ポンデケージョは冷めると硬くなり美味しくないので、冷めた場合はアルミホイルを被せてオーブントースターなどで温めなおすと再び美味しく食べる事ができます。電子レンジで温めるとシワシワになっていしまいますので、基本的にはオーブントースターが良いでしょう。

尚、最近ではこのポンデケージョを身近とは言えないタピオカ粉ではなく、代わりに白玉粉で作るレシピが多く考案されています。
また、コンビニでも販売されるようになった事から以前よりも身近なパンになったと言えます。