パンとジャム [パンの図鑑]

パンとジャム
Bread and jam

ジャムはパンにつけて食べるものとしては、最もポピュラーなもののひとつで、日本を始め、世界中の多くの国でパンにジャムをつける食べ方は広く浸透しています。
現在、その種類は様々でフルーツに砂糖などを加えて作った甘酸っぱいジャムを中心に、ミルクなどを材料として用いたジャムも人気があります。また、最近ではカボチャやタマネギなどを用いた野菜ジャムも人気があるようです。
それでは以下に代表的なジャムの種類をご紹介します。

ベリー系
ベリー系のジャムはイチゴジャムに代表される甘酸っぱい香りとフレッシュな味わいが人気のジャムで、市販されているジャムパンなどに入っている事からも一般的なジャムとして広く世間に定着している事が分かります。
また、イチゴジャムの他にもブルーベリージャムやラズベリージャムなどのベリー系ジャムも人気で、特に寒い地域で多く食べられているライ麦パンと相性が良いとされています。

柑橘系
柑橘系のジャムはオレンジやレモンのジャムなどがあり、果皮が入ったものはマーマレードと呼ばれる事もあります。柑橘系のジャムは白い小麦パン、すなわちリッチなパンと非常に相性が良い事で知られており、バターなどと合わせて食べても美味しいジャムです。

ミルク系
ミルク系のジャムとは牛乳を甘く煮込んだもので、一時期ブームとなった生キャラメルのような濃厚な味わいが人気のジャムです。

クリーム系
クリーム系のジャムとはチョコレートクリーム、ピーナッツクリーム、キャラメルクリームのジャムなどを指します。クリーム系のジャムはカイザー・ゼンメルなどに代表される気泡の小さな肌理の細かいパンに合うとされています。
また、ミルク系のジャムもクリーム系のジャムに含められる事もあるようです。