ピロシキ
Pirozhiki

ピロシキはロシア料理には欠かせない存在とされる程、ロシア人にとっては特別なパンであり、現在では日本のパン屋さんでも販売されているケースが多くなっている事から日本人にとってもなじみ深いパンのひとつとなっています。

日本では揚げパンとして知られているピロシキですが、本場であるロシアではオーブンで焼いて作る場合が殆どで家庭などで余った食材を包み込ん焼いて食べるというのがポピュラーである事から、個々の家庭によって作り方や味付けが異なり、お店で販売されているピロシキについてもこれと決まったものはなく、肉や野菜以外にもキノコやレバー、卵などが入ったものがあり、多種多様なピロシキが販売されているようです。

日本におけるピロシキは前述のとおり、揚げてから作るものが一般的であり、中身の具についても肉や春雨など基本的には決まった具材が入っています。

尚、写真のピロシキはロシアではよく見られるアーモンド型ですが、日本で一般的に販売されているピロシキは丸形にされる事の方が多いようです。
また、ピロシキの名前の意味は「小さなパイ」ですが、本場ロシアのおいても名前の意味としては正しいパイ生地ではなく、パン生地で作られています。