パリジャン [パンの図鑑]

パリジャン
Parisien

タイプ
リーン系、天板焼き、食事パン
発酵法など
イースト菌(ドライイースト)で発酵させます
主要穀物
小麦粉
主な材料
フランスパン専用粉、ドライイースト、モルトエキス、塩、水
パリジャンはいわゆるバゲットタイプの棒状のフランスパンで、長さは50~70cm程度、バゲットと比べるとやや太いという特徴を持っています。この太いという特徴を活かして厚めにカットしてサンドイッチに使用したり、ディップを上にのせて食べたりと食事パンとして大変、扱いやすく人気のあるパンのひとつです。

パリジャンはフランスの首都パリが発祥の地とされるパンで、正式には「パン・パリジャン」という名前で呼ばれます。パンの特徴としては基本的には4、5本のクープ(切込み)が入っており、この大きめのクープと、パン自体が太目になっている事によってクラムの部分が多い事が合わさって、通常のバゲットよりも軟らかい食感を生み出しています。

尚、パリジャンはバゲットよりもやや短くて太さがある為、見た目的にも美しく、籠などからはみ出した状態で突き刺して運ぶ事がカッコいいというイメージがあるようです。
しかし、最近ではバゲットのような細めのタイプのフランスパンの方が人気が出てきています。