ヌスシュネッケン　[パンの図鑑]

ヌスシュネッケン
Nussschnecken

タイプ
リッチ系、天板焼き、菓子パン
発酵法など
パン酵母による発酵
主要穀物
小麦粉
主な材料
強力粉、生イースト、砂糖、卵、牛乳、塩、ヘーゼルナッツ、ココア、シナモン
ヌスシュネッケンはドイツ発祥の小麦粉で作られた菓子パンで、「ヌス」とはドイツ語で木の実を意味し、デニッシュ生地を渦巻き状に巻き込んで成形する点がヌスシュネッケンの大きな特徴です。

ヌスシュネッケンは前述した通りデニッシュ生地を用いている事が多い為、クロワッサンのようなサクサクとした歯ごたえがあり、シナモンとバターの香りを同時に楽しむ事ができます。
また、ナッツのペーストを生地と共に巻き込んで作られている事によって可愛らしい見た目の印象とは少し異なる、ビターな大人の味わいも感じられますが、カフェラテなどの甘い飲物と合わせる事によって子供にも食べられる美味しいおやつになります。
ヌスシュネッケンはドイツではごくごく一般的でスタンダートな菓子パンとして親しまれており、朝食や休憩の際などにコーヒーなどと共によく食べられています。

尚、ヌスシュネッケンの「シュネッケン」とはドイツ語でカタツムリという意味で、渦巻き状になっている形をあらわして、このような名がつけられたものと思われます。