クロワッサン [パンの図鑑]

クロワッサン
Croissant

タイプ
リッチ系、天板焼き、折込
発酵法など
パン酵母(イースト)で発酵させます
主要穀物
小麦粉
主な材料
強力粉、薄力粉、バター、卵、ドライイースト、砂糖、塩、水
クロワッサンはサクサクとした食感と生地を巻き込む事によって作られた中央が盛り上がった菱形の形状が特徴的なパンでクロワッサンとはフランス語で「三日月」を意味します。この名前は元々、バターで作ったものを菱形、バター以外の油脂で作られていたものは三日月型に成形され区別されていた事から名づけられたそうです。尚、現在では本場フランスにおいても全てのクロワッサンが三日月形ではなく写真のような菱形に成形されています。

クロワッサンは大きなバターを溶かさないようにしながら生地に何度も折り込んでいく事によって生地の層とバターの層を作り、それを焼き上げるとバターが蒸発して生地が持ち上がります。生地のこのような変化によって、内部に美しい層が何層も出来上がり、あの独特のサクサクとした美味しい食感が生み出されています。

以前は熟練した職人でしか作る事が難しかったクロワッサンですが、現在ではバターを折り込むという作業を実践できる機械が発明された事から、大量生産が可能となり、比較的、高級であったクロワッサンは手軽に食べる事ができるようになりました。

クロワッサンの発祥については1683年にウィーンで焼かれていた三日月型のパンがフランスのクロワッサンと似ている事からオーストリアだとする説もありますが、現在のような独特の食感を持つクロワッサンはフランスが発祥であるとされている為、クロワッサンの発祥の地はフランスというのが一般的になっています。